2025年5月下旬、丸山ゴンザレスさん、村田らむさんらが訪タイ。スケジュールの合間を縫って、『タイ駐在チャンネル』の主宰者であり、ディアライフ(リノシー・タイランド)の社長でもある安藤功一郎が緊急対談をした。動画内でその内容がわかるので、ここでは裏側の話をいくつかしたい。
そもそも対談のきっかけとは?

対談動画のきっかけは、まず単に丸山ゴンザレス一行がタイに来たからだ。同時に安藤社長も『令和の虎』に出演していること、ふたりがすでに丸山さんの動画チャンネル『丸山ゴンザレスのディープな世界』で会っていることも理由だった。
かつて丸山さんのチャンネルは「闇社会」といった言葉をチャンネル名に冠していたため、そのイメージを嫌う人は出演依頼を断る傾向にあった。そんな中で安藤社長は気にせずに出演してくれたことが丸山さんの印象に残っていて、今回タイ滞在中に時間をくれるように頼んだら、すんなり了承してくれたというわけである。
ちなみに、対談内容は撮影当日、カメラを用意している間に決めた。それもざっくりとタイトル的なものをそれぞれ言い合って、じゃあそれにしましょうという感じで。それにも関わらず、合計で50分近く話すのだから、喋りでもプロである3人はホントすごい。
そもそも丸山ゴンザレスがタイに来た理由

今回、丸山一行がバンコクに来たのは、昨年行ったクラウドファンディングのオフ会があったから。タイへの日本人バックパッカー全盛期のころ、すなわち1990年代後半から2000年代初頭にかけての時代を中心に、大御所旅行作家たちを執筆陣に迎えた書籍をクラファンで出版。オールカラーの、おそらく旅系書籍としては日本の出版業界で伝説になる出来栄えで、この出資者の中の数名と共に丸山一行がカオサン通りや中華街ヤワラーを歩くために来たのである。
出版業界ではよくあるのだが、海外取材の際はほかの取材もたくさん詰め込む。一般的には丸山さんはテレビの人というイメージがあるかもしれないが、本業としてはライターであり書籍編集者なので、彼もまたやっぱり取材を詰め込んでいる。特に今回はユーチューバーとのコラボも多かったようで、タイ在住の有名ユーチューバーや、日本の超有名ユーチューバーと街歩きをしたので、今後動画チェックをしていただければと思う。
個人的な取材もしていて、そのひとつとして丸山さんが数年越しに追い続けているチャオプラヤ河の潜水士家族も今回改めて撮影している。河の底に沈んだプラクルアン(お守り)やコイン、陶器などを引きあげて売っている一族だ。タイ政府の命令によりその村(水上スラム)はなくなってしまったが、今もまだ潜水は続けている。
丸山ゴンザレスもおすすめするバンコク生活

動画内で安藤社長が丸山さんに投げかけた質問で、危険地帯ジャーナリストが見るバンコクの治安といったものがあったが、丸山さん自身は日本よりは危険としつつも、バンコクは彼が取材をして周るような危なさはないといったニュアンスの答えをしている。
丸山さんが考える「バンコクの危険」とはどちらかというと場所ではなく、「人」であるということだ。
バンコクというのはよくも悪くも自由の場所だと筆者は思う。日本と違い、タイ人は基本的に他人に干渉しないので、自分らしく好きに生きることができる。しかし、気をつけないとダラダラと落ちるところまで落ちるということもある。筆者もそういう人を何人も見てきた。
そこで大切なのは助けてくれる人、守ってくれる人だ。住まいの環境、遊び仲間などをしっかりと選ばないと、それこそ堕落した人間になってしまう。足を引っ張る人、悪い誘いをしてくる人、自分を攻撃してくる人。そういった人が周囲にいることが危険なのである。
そんな環境でなければ、バンコクは住みやすいというわけだ。幸い、ディアライフを通じてタイに住まいを探す人は安心だ。そもそも、ディライフでは危険なエリアの物件は紹介していないし、近隣もそれなりの社会的水準にある人しか住んでいないので、危ない目に遭いにくい。
駐長期滞在だけでなく別荘的な住まいでもディアライフなら安心
たまたま丸山さんの周囲に別荘として物件をバンコクに持つものの、年1回程度の滞在ではインフラの維持などでいろいろ面倒だという人がいるようで、今回の対談でどうしても質問しておきたいということがあり、動画内でもそれを安藤さんに投げかけている。
ディアライフではカスタマーサポートも充実しているので、賃貸だけでなく売買物件であってもアフターのサポートがしっかりしている。たとえば、丸山さんの懸念する数カ月も物件を放置していた場合の電気・水道代を含めた部屋の管理・維持だ。ディアライフでは基本料金を毎月払う対応や、湿気の多いタイにおいて定期的に空気の入れ替えをしてあげるなど、さまざまな対応をしている。
そのため、ディアライフを通して物件を獲得できれば、(契約内容にもよるが)その後年に数回の滞在でもしっかりと物件が維持される。ディアライフはそういったメリットもある不動産の仲介業者なのである。