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タイ駐在の奥様86人に聞いた!部屋探しのコツ・室内のチェックポイント

タイ駐在の奥様86人に聞いた!部屋探しのコツ・室内のチェックポイント

タイに駐在が決まると、心配なのは家探しではないでしょうか。

特に、タイに帯同される予定のある奥様は、お家で過ごす時間が多くなるため、お部屋にはこだわりを持つことをおすすめします。

今回は、タイの奥様86人に、失敗しない部屋探しのコツについて聞きました!

タイ駐在の奥様が教える!失敗しない部屋探しのコツ

マンションのイメージ

タイの奥様86人に聞いた、タイのお部屋探しのコツ・ポイントは以下です!

  • 第10位 冷蔵庫の大きさ
  • 第9位 ベッドルームの大きさ
  • 第8位 シャワーの水圧
  • 第7位 日当たり
  • 第6位 景観が良い
  • 同率5位 コンロの数・風通し・網戸の有無・バスタブに洗い場が付いている
  • 第4位 シンクの大きさ
  • 第3位 バスタブ付き
  • 第2位 リビングの大きさ
  • 第1位 収納スペース

この記事では、奥様のご意見と、タイ物件のプロであるディアライフからのアドバイスを交えて解説します。

第10位 冷蔵庫の大きさ

部屋探しのコツ・室内のチェックポイント第10位 冷蔵庫の大きさ

第10位は冷蔵庫の大きさがランクイン!

特に、お子様連れでタイに駐在される場合は、食材をたくさんしまうことができる大きな冷蔵庫があると安心ですね。

また、タイは一年を通して暑い気候なので、冷たいものが常にほしくなったり、美味しいフルーツなども楽しむためにも冷蔵庫のスペックには注目することをおすすめします。

タイの物件には白物家電がほとんど付いている(冷蔵庫・洗濯機・TVなど)

実は、タイの賃貸物件、特にコンドミニアムやサービスアパートメントの多くは、入居者がすぐに生活を始められるように、必要な家具や家電が最初から備え付けられています

この「家具付き・家電付き」という仕様は、高額な初期費用を抑えられる大きなメリットがありますが、同時に自分で家電を選べないというデメリットもあるため、内見時の室内チェックは欠かせません。

特に、冷蔵庫のサイズは、ご家族の人数や自炊の頻度に直結しますので、容量や大きさが適切であるかを部屋探しの重要な項目として確認しましょう!

タイの家電事情:国の基準による5段階評価(省エネ基準「5」のチェック)

タイでは、エアコンなどの消費電力が大きい家電製品に、タイ独自の5段階評価の省エネ基準を示すシールが貼られており、この基準は電気代に直接影響するため重要です。

この評価は1が低性能で、5が最も省エネ性に優れていることを意味しており、国の基準に基づいて評価されているので、部屋探しの内見時にこのシールもチェックすることをおすすめします。

第9位 ベッドルームの大きさ

部屋探しのコツ・室内のチェックポイント第9位 ベッドルームの大きさ

内見のポイント、第9位はベッドルームの大きさです。

タイの物件、特に日本人駐在員の方がお住まいになるような物件はとにかくベッドルームが広いことも特徴です。

タイの物件は各ベッドルームに1つずつバスルームが付いているのが基本

タイの物件の間取りにおける大きな特徴の一つとして、ベッドルームごとにバスルームが1つずつ設置されていることが一般的であることです!
これは日本の物件と大きく違っているので、内見の時に驚かれる方も多いです。

例えば、3LDKの物件であればバスルームも3つ付いてくることもあるわけです。

バスルームの数だけでなく、ベッドルーム自体の広さも、収納スペースや家具の配置を考える上で重要なポイントです。

ベッドのサイズはフィート(ft)表記:キング、クイーン、シングルの基礎知識

タイではベッドのサイズをフィート(ft)で表記する文化が根付いており、キングサイズは6ft(約180cm)、クイーンサイズは5ft(約150cm)、シングルサイズは3.5ft(約105cm)が目安サイズとして用いられます。

ちなみに、タイへの引っ越し後、寝具を新しく購入する際には、タイの場合はベッドのサイズをいうだけで店員さんが理解できるので、購入の時にいちいち測る必要がないのも便利です。

第8位 シャワーの水圧

部屋探しのコツ・室内のチェックポイント第8位 シャワーの水圧

タイの物件の内見のポイント、第8位はシャワーの水圧です。

日本と違って、タイの場合は物件によって水圧が違うことが多く、事前のチェックがかなり重要になります。

水圧をチェックする重要性:入居後に強くすることは不可能に近い

タイの物件では、集合住宅の場合は屋上から水を給水しているのですが、その導線や、給排水の配管の大きさなどによってかなり大きく違いが生じてしまいます。

しかも、元々弱い水圧の物件に入居してから何らかの工事をして水圧を強くすることはほぼ不可能に近いのです。
そのため、ディアライフでは入居前に必ず水圧をチェックすることをおすすめしています。

第7位 日当たり

部屋探しのコツ・室内のチェックポイント第7位 日当たり

内見チェックのポイント第7位は日当たりです。

日本では南向きの物件が人気ですが、タイにも人気の方角があります。

タイでは北向きがおすすめ:暑い気候で電気代を抑えられるコツ

高温多湿なタイの気候を考慮すると、日当たりが良い物件を選ぶことが必ずしも最善とは言えません。

タイは非常に日差しが強いため、日当たりの良い物件はその分お部屋が暑くなってしまいます。
暑いお部屋を冷やすまでにエアコンの電気代もかなり上がってしまうので、タイでは涼しい北向きのお部屋が人気です。

ちなみに、タイでは同じ時間で北向き・南向きのお部屋で電気代を比較すると、およそ3割くらい違うといわれています。

第6位 景観が良い

部屋探しのコツ・室内のチェックポイント第6位 景観が良い

タイ物件の内見のポイント、第6位は景観がいいかどうかです。

せっかく海外に住むのですから、景色の良いところに住みたいと思う方はきっと多いかと思いますが、景観をチェックするときに注意すべきポイントもあります。

空き地は要注意!?タイの建設ラッシュで建物が建つ可能性

物件の景観をチェックする際には、となりや視界の中に空き地がないかどうかを確認しましょう。

空き地が隣だったりしますと、もちろんその時は景観が良いのですが、タイは建設ラッシュが起きているので「空き地=これから工事が始まる可能性がある場所」ということになります。

工事が始まってしまうと、粉塵も舞うし音もうるさくなってしまいますので、住むにはかなりのストレスになってしまいます。

タイで景観の良いおすすめのエリアは?

タイではお祭りたカウントダウンで花火が上がることもあります。
スクンビット南側・スクンビット24辺りは、日本人の方が多いプロンポンのエリアで、ちょうどチャオプラヤ川の方に向いている南側のお部屋は、花火が見える物件もございます。

同率5位 コンロの数・風通し・網戸の有無・バスタブに洗い場が付いている

部屋探しのコツ・室内のチェックポイント第6位 景観が良い

第5位が同率でありますのでご紹介します。
「コンロの数」、「風通し」、「バスタブと洗い場が同じところにあるか」、「網戸の有無」ですね。

特に、網戸については見落としがちなポイントですので、詳しくご紹介します!

網戸があるかチェックする:タイでは窓を開ける文化がない!

タイの空気は日本に比べても汚いので、タイでは窓を開けるという習慣がほとんどありません。日本のように窓を開けても換気にならないので、基本的に窓には網戸がついていないということになります。

駐在員の方や奥様は、お掃除のときに換気をしたいと思われる方も多いと思うので、窓には網戸がついている物件を選ぶことをおすすめします。

第4位 シンクの大きさ

部屋探しのコツ・室内のチェックポイント第4位 シンクの大きさ

第4位にはシンクの大きさがランクイン!

タイはそもそも屋台でご飯を食べる文化の方が強いので、お家で料理をしてご飯を食べるという風習がなく、洗い物も少ないのでシンクが小さいということも多いのです。

「ベッドルームは広いのにキッチンが狭い!」と感じられる方も少なくありませんし、そもそも古い物件ですとキッチンがついていないなんてことも…。

タイの文化が影響して、キッチンが後回しにされがちな室内

外国人向けの物件であればキッチンがないといけないという需要が理解され始めてきたので、駐在員向けの物件であればキッチンがあるところがほとんどです。

しかし、やはり文化的な壁がありますので、ベッドルームの広さと比べると、キッチンがかなりないがしろにされているということもあります。

また、タイでは食洗器もキッチンにはほとんどの場合ありません。
メイドさんを雇うのが一般的な国なので、食洗器も普及していないのが現状です。

第3位 バスタブ付き

部屋探しのコツ・室内のチェックポイント第3位 バスタブ付き

第3位はバスタブの有無がランクイン!
日本人はバスタブにお湯をためて浸かるという習慣がありますが、タイは暑い国なのでバスタブに入る文化がなく、物件でもシャワーのみという場所もあります

逆に、タイでは1日2回くらいシャワーを浴びることも普通なので、バスタブが邪魔だと考えているのかもしれませんね。

また、タイの水は日本ほどきれいではないので、バスタブやお風呂にも浄水器などを付けることをおすすめしています。

バスタブがなくても:タイにはスーパー銭湯や大浴場付きの物件がある

タイではシャワーのみの物件も多いですが、近年では日本人駐在員向けの物件を中心にバスタブ付きの物件が増加傾向にあります。

もし部屋探しでバスタブのない物件しか見つからなかった場合でも、タイには大浴場付きのコンドミニアムや日本のスーパー銭湯のような施設があるため、これらを活用するという方法もあります!

第2位 リビングの大きさ

部屋探しのコツ・室内のチェックポイント第2位 リビングの大きさ

タイの内見ポイント、第2位にはリビングの大きさがランクインしました。

海外生活でも快適でリラックスできるように、リビングの大きさやレイアウトはしっかり確認しましょう!

リビングの内見ポイント:家具付きなのでソファや椅子の数も見る

一番皆さんが気にされるのは、ソファの形がL-shapedというL字型という物です。足を伸ばせるし寝たりも出来るので、ソファの形を重要視しているのかと思います。

また、見落としがちなのがダイニングテーブルの椅子の数です。
家族分の椅子があることはもちろん、来客が多いご家庭であれば「予備の椅子があるかどうか」も重要なポイントになります。たとえば、4人家族であれば6脚程度欲しいと考える奥様も多くいらっしゃいます。

タイのキッチン事情:メイド文化から古い物件は独立キッチンが多い

また、タイの物件で特徴的なのがキッチンの配置です。
最近の新築物件では、日本のマンションと同じようにリビングと一体化したオープンキッチンやカウンターキッチンが増えていますが、築年数が経った物件になると状況が少し変わってきます。

古いコンドミニアムには、キッチンが独立して別室のように配置され、リビングから離れた場所にぽつんと存在しているケースが見られます。初めて内覧すると、「なぜこんなところにキッチンが?」と驚く方も少なくありません。

ここまででもご紹介したように、タイはメイドさんを雇う文化があるので、メイドさんの仕事場であるキッチン・水回りと、リラックススペースであるリビングが離れている、という作りになっていることが多いです。

第1位 収納スペース

部屋探しのコツ・室内のチェックポイント第1位 収納スペース

タイの奥様86人に聞いた、物件探しのコツ・ポイント、第1位は収納スペースでした。

日本の住まいでは玄関収納やクローゼットが当たり前のように設けられていますが、タイではその感覚が必ずしもスタンダードではありません。

玄関の広さ・スペースをチェック!

まず、タイでは下駄箱・シューズボックスがない物件がほとんどです。設置されていても、たくさんの靴はおけなかったり、不便さを感じられる方も多いです。

下駄箱を設置できる場所があるか、共用部分においても大丈夫な物件なのかもチェックしてみることをおすすめします。
※火事になったときに避難の邪魔になるので物を置かないでください、という場合もあるので注意しましょう。

タイの収納事情:四季がなく衣替えをしないため収納が少ない

また、タイは日本と違って四季がなく、冬物の服がいらないので衣替えの文化がありません。

そのため、日本と比べると物件の収納はそこまで充実していません。
着替えやタオルなど、収納しておきたいものが多い場合は、カラーボックスなどを持ち込んでそれを利用される方も多いです。

まとめ:理想の物件探しはディアライフ by RENOSYへ!

今回は、タイの奥様86人に、内見のポイントについて伺った内容をプロの解説もつけてご紹介しました。

このランキングを見ますと、やはりタイと日本では文化や気候などの違いも多いので、物件選びのポイントが日本と違うというところも多いです。

タイでの物件仲介数No1のディアライフなら、駐在員の方やそのご家族が安心して楽しく過ごしていただける物件をご紹介いたします。
賃貸のご予算や物件のこだわりなど、ぜひお気軽にご連絡ください!

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