バンコクへの移住や駐在が決まった方の多くが、まず気になるのが「どこに住めば安心できるのか」ということではないでしょうか。
特にお子様のいるご家庭や海外生活が初めての方にとっては、治安や生活環境、日本語が通じるかどうかなど、さまざまな不安があるかと思います。
私たちがご案内することの多い「スクンビットエリア」は、日本人に最も選ばれているエリアのひとつで、実際に多くの駐在員の方が安心して暮らしている地域です。
本記事では、その理由を現地視点で分かりやすくお伝えしていきます。
目次
- タイ・バンコクのスクンビット(Sukhumvit)とは?
- タイ・スクンビットの特徴は?
- タイ・スクンビットの代表エリアをご紹介!
- タイ・スクンビットの人気物件3選
- バンコクのスクンビットはどんな街? | まとめ
タイ・バンコクのスクンビット(Sukhumvit)とは?

私たちディアライフのオフィスもあるスクンビットは、実際に多くの日本人が暮らしているエリアで、初めての海外生活を始める人にとっても安心感のある街です。
BTS(高架鉄道)が通っており、スーパーや日本食レストランや病院なども充実しているので、日々の生活で「不便だな」と感じることはほとんどありません。
まずはスクンビットがどこにあるのか、また、地名表示でよく見かける「ソイ」とは何かについてご紹介します。
スクンビットはタイのどこに位置する?
スクンビット通りは、バンコク都心のプルンチット駅付近から始まり、東へと延びてパタヤやカンボジア国境まで続く国道3号線の一部です。バンコクにおいて「スクンビットエリア」と呼ばれるのは、主にBTS(高架鉄道)のナナ駅からエカマイ駅までの約5km区間を指します。
ここには外国人向けの高級住宅、ショッピングモール、日本食レストラン、インターナショナルスクールなどが集約されており、日本人駐在員やその家族が多く暮らしています。
タイにおける「ソイ」の意味
タイの「ソイ」とは、大通りから枝分かれする小道や脇道のことで、スクンビット通りの場合、ソイの番号は通りを挟んで北側が奇数、南側が偶数と決まっています。
たとえば「ソイ33」は北側、「ソイ24」は南側に位置します。
- ソイは大通りから分岐する小道や脇道を指す
- 奇数番号は北側、偶数番号は南側に配置
- 番号が大きくなるほど東や南へ進む
このような規則性を知っておくことで、初めてのバンコクでも迷いにくくなり、タクシーやバイクタクシーでの移動、待ち合わせにも役立ちます。
また、スクンビットのソイは、それぞれに個性があり、住宅街や飲食店街、ローカルな屋台通りなど多彩な表情を持っています。
タイ・スクンビットの特徴は?

バンコクのスクンビットエリアは、日本人をはじめとした外国人が多く集まるエリアです。
スクンビットエリアの主な特徴として、以下のようなポイントがあります。
- バンコク日本人学校やインターナショナルスクールが充実
- サミティベート病院など日本語対応の医療機関が複数
- 日本語通訳サービスを提供する高品質な病院
ここでは、日本人にとってのスクンビットの魅力を紹介します。
日本人が多く住んでいる
タイは日本人が多く住む国で、そのうち多くがスクンビットエリアに集中しており、まさに「日本人街」と呼ぶにふさわしい環境です。
駐在員やその家族、長期滞在者が安心して暮らせる理由は、生活インフラが充実していることにあります。
日本人向け飲食店や日系企業が多い
スクンビットには日本食レストランや日本食材スーパー、日系企業のオフィスが数多く点在しており、さまざまな日本料理を楽しむことができます。
また、日系企業の現地法人やサービスアパートメントも多く、ビジネスや生活の拠点として最適です。
日本人向けの学校や病院がある
バンコクには規模が大きい日本人学校があり、スクンビットエリアはその送迎バスのルート内に含まれているため、子どもの教育環境を重視する家族にも人気です。
また、医療面でも日本語対応が可能な高品質な医療機関が複数あり、安心して暮らすことができます。
上記のように充実したインフラにより、家族連れでも安心して生活を始められる環境が整っています。
スクンビットは、初めてのタイ生活でも不安を感じずにスタートできる、日本人にとって理想的なエリアと言えるでしょう。
タイ・スクンビットの代表エリアをご紹介!

スクンビットには、個性豊かなエリアが点在していて、それぞれのエリアには特徴があるため、
- 交通利便性重視ならアソーク
- 日本人コミュニティ重視ならプロンポン
- 高級住宅街のトンロー
上記のようにライフスタイルや目的に合わせて選ぶことが大切です。
ここでは、主要な5つのエリアについて詳しくご紹介します。
アソーク(Asoke) | 交通アクセス抜群のビジネス街
アソークはBTSとMRTの2路線が交差する交通の要所であり、ビジネスマンにとって非常に便利なエリアです。
オフィスビルや大型ショッピングモール「ターミナル21」があり、日常生活の利便性も高いので、仕事とプライベートを両立させたい方におすすめできます。
プロンポン(Phrom Phong) | 日本人に人気の生活拠点
プロンポンは、日本人駐在員やその家族が多く住むエリアとして有名であり、高級コンドミニアムや日本食レストラン、フジスーパーなど、日本人向けのサービスが充実しています。
また、エンポリアムやエムクオーティエといった大型商業施設もあり、ショッピングや外食にも困りません。
トンロー(Thonglor) | オシャレなカフェと高級住宅街
トンローは、洗練されたカフェやレストランが立ち並ぶトレンド発信地で、高級住宅街としても知られており、欧米人や日本人の富裕層が多く住んでいます。
落ち着いた雰囲気の中で、上質な暮らしを求める方にぴったりのエリアです。
エカマイ(Ekkamai) | ローカルと都会が融合するエリア
エカマイは、ローカルな雰囲気と都会的な利便性が共存するエリアで、バスターミナルやショッピングモール、カフェなどが点在し、若者やファミリー層にも人気があります。
近年は新しいコンドミニアムの建設も進み、今後ますます注目されるエリアです。
ナナ(Nana) | ナイトライフを象徴する歓楽街
ナナは、スクンビットの中でも特にナイトライフが盛んなエリアであり、バーやクラブ、外国人向けのパブが立ち並び、夜になると多くの観光客や現地在住の外国人で賑わいます。
エンターテインメントを楽しみたい方や、異文化交流を求める方に人気のスポットです。
タイ・スクンビットの人気物件3選
スクンビットの魅力がお分かりいただけたところで、実際にどんな物件があるのか気になったという方もいらっしゃるでしょう。
そこで以下では、タイのスクンビットにある人気物件を3つご紹介していきます!
豪華なファシリティ付きの物件もご用意しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。
シビック ホライゾン

「シビック ホライゾン」は、スクンビット・ソイ63、通称「エカマイ通り」にあるサービスアパートで、最寄り駅のBTSエカマイ駅まで徒歩1分以内という立地の良さが特徴です。
24時間営業のスーパー(「マックスバリュ」)や日本食レストランが徒歩圏内にあり、賃料に朝食(平日/朝5時30分〜)やメイドサービスが含まれているため、一人暮らしの方におすすめの物件です。
【物件概要】
- 最寄り駅:BTSエカマイ駅
- 築年数:2014年
- 階数:15階
- 部屋数:74室
- 家賃(Baht/月):50,000B〜(※2025年6月現在)
シャマ レイクビュー アソーク

「シャマ レイクビュー アソーク」は、アソーク交差点からの南側に延びるスクンビット通り・ソイ16にあるサービスアパートです。
スイミングプール、フィットネスジム、キッズルーム、ゴルフ練習場、駐車場が完備されていて、特にスイミングプールとフィットネスジムはバンコクの物件の中でも最大級の規模を誇るので、ファシリティ重視の方にもおすすめです。
【物件概要】
- 最寄り駅:BTSアソーク駅
- 築年数:(改装)2018年
- 階数:32階(A棟)、29階(B棟)階
- 部屋数:429室
- 家賃(Baht/月):54,000B〜(※2025年6月現在)
39 ブールバード

39ブールバードは、スクンビット通りソイ39に位置し、子どもの遊び場が充実している高級レジデンスです。
アパートの敷地内には日本食レストランをはじめとした数々の飲食店がテナントとして入居しており、お部屋は全タイプ共通でバルコニー付き、ウォシュレット完備、1ベッドルーム以外のキッチンでは、ガスの使用が可能です。
お子さまのあそび場は屋内に2か所の大型のキッズスペース、屋外には本格的な遊具が設置された遊び場があり、フィットネスルームやスイミングプール、テニスコートなども完備されています。
【物件概要】
- 最寄り駅:BTSプロンポン駅
- 築年数:2012年
- 階数:40階
- 部屋数:77(A棟) 156(S棟)室
- 家賃(Baht/月):50,000B〜(※2025年6月現在)
以下の記事では、他にもタイの魅力的な物件を数多くご紹介しておりますので、物件情報をさらに知りたいという方はぜひ参照ください。

バンコクのスクンビットはどんな街? | まとめ
スクンビットエリアは、バンコクの中でも日本人をはじめとした外国人にとって暮らしやすい環境が整っており、初めての海外生活にも適した街です。
学校や医療機関、日系スーパーやレストランなど、日常生活での不安を感じにくい点も、多くの日本人に選ばれている理由のひとつです。
そんなスクンビットでの住まい探しには、日本語でしっかりとサポートしてくれる不動産会社の存在が欠かせません。
わたしたちdearlife by RENOSYでは、日本人スタッフが現地に常駐し、物件探しからご契約、ご入居後のサポートまでを一貫して対応しております。
「土地勘がなくて不安…」「子ども連れでの移住に不安がある…」という方も、ぜひお気軽にご相談ください。
現地を熟知したスタッフが、生活環境や通学事情も踏まえて、ぴったりの物件をご提案させていただきます!