タイへの駐在や出張、旅行が決まると、「日本との時差はどのくらい?」「家族と連絡を取れる時間は?」と気になる方も多いでしょう。
本記事では、タイ(バンコク)と日本の時差、飛行時間、時差ボケの対策、そして東南アジア各国との時差を分かりやすくまとめました。
出発前に確認しておき、仕事もプライベートも快適に過ごせる準備を整えておきましょう。
目次
タイ(バンコク)と日本の時差
タイ(バンコク)と日本の時差は2時間です。日本が午前10時のとき、タイは午前8時。
つまり「日本のほうが2時間進んでいる」と覚えておくとよいでしょう。
ここでは、ひと目で分かる時差早見表に加え、仕事や家族との連絡で役立つ時差の基本情報を紹介します。
タイと日本の時差早見表
| 日本 | タイ(バンコク) |
|---|---|
| 6:00 | 4:00 |
| 10:00 | 8:00 |
| 14:00 | 12:00 |
| 18:00 | 16:00 |
| 22:00 | 20:00 |
日本企業の多くが始業時間に差し掛かる午前10時も、タイではまだ午前8時と早い時間帯なので、日本・タイでのやりとりの際には注意しましょう。
サマータイム・UTCの基礎知識
日本・タイともにサマータイム制度は導入されておらず、年間を通して時差は常に2時間です。
また、世界標準時を示すUTCは、タイの標準時は「UTC+7」、日本は「UTC+9」となっており、出張や国際会議の日程を確認する際に役立ちます。
タイと日本での仕事・家族連絡のおすすめ時間帯
タイに駐在・出張をしている方は、日本との時差(2時間)を踏まえて連絡時間を調整するのがおすすめです。
目安を知っておくと、仕事や家族とのコミュニケーションがスムーズになります。
- タイ時間7:00→日本時間9:00(日本の出勤時間)
- タイ時間10:00→日本時間12:00(日本の昼休憩)
- タイ時間16:00→日本時間18:00(日本の退勤時間)
タイと日本では勤務時間帯が一部重なっており、オンライン会議はタイ時間の午前(日本時間の午後)に設定すると効率的です。
特にタイ時間10〜16時(日本時間12〜18時)は、両国の業務時間が重なるため、やり取りがスムーズに進みます。
家族との連絡は、タイ時間18〜20時(日本時間20〜22時)頃が最も話しやすいタイミングです。
お互いが仕事や学校を終えてリラックスできる時間帯のため、ビデオ通話などにもぴったりでしょう。
タイ・東南アジア諸国との時差
| 地域・都市名 | タイ(バンコク)との時差 |
|---|---|
| プーケット(タイ) | 0 |
| チェンマイ(タイ) | 0 |
| シンガポール | +1時間 |
| 台湾 | +1時間 |
| ベトナム | 0 |
| フィリピン | +1時間 |
| マレーシア | +1時間 |
タイ国内では、チェンマイやプーケットなどの主要都市にも時差はありません。
一方で、シンガポールやマレーシア、台湾、フィリピンなどの周辺国とタイでは約1時間の差があります。
たとえば、タイの時間が午前9時のとき、シンガポールやマレーシアは午前10時、日本は午前11時です。
東南アジア諸国は時差が小さいため、仕事や旅行中でも連絡や会議の時間調整がしやすいのが特徴です。
タイまでの飛行時間
日本からタイ(バンコク)までは、直行便を利用すればおおよそ6〜7時間で到着します。
どの空港を利用するかによって所要時間が前後するため、出発地や自分のスケジュールに合った便を選びましょう。
出発地別の日本からタイまでの飛行時間の目安
- 東京・札幌から:約7時間
- 大阪・名古屋から:約6時間半
- 福岡から:約5時間半
- 沖縄から:約5時間
日本からタイへのフライト時間はヨーロッパ諸国やアメリカなどと比べると短いため、夜便を利用して朝に到着する「夜発朝着便」を選ぶと、到着日からスムーズに活動できます。
しかし、国内線や日本により近い中国・韓国へのフライトよりは時間もかかるので、特にエコノミークラスで移動する際は飛行機内の過ごし方にも注意しましょう。
※飛行機でのおすすめの過ごし方は記事の後半でもご紹介しております。
バンコクの2つの国際空港
日本からの直行便が発着するのは、主にバンコクの2つの空港です。
ビジネス路線やフルサービス航空会社(JAL・ANAなど)はスワンナプーム国際空港を利用し、LCC(格安航空会社)はドンムアン空港を発着地としています。
どちらも市内中心部からのアクセスが良く、日本からの飛行時間に大きな差はありません。
タイへの直行便と経由便、どちらを使うといい?
直行便は移動時間が短く、時差ボケの心配も少ないのがメリットです。
張やお子さま連れの旅行では直行便を選ぶと安心。
一方、経由便は航空券が比較的安く、シンガポールや台北、クアラルンプール経由など複数ルートを選べます。
フライトの合間に食事やショッピングを楽しめるのも魅力です。
出張などで時間を優先するなら直行便、コストを抑えたい長期滞在者や移動も楽しみたい旅行者には経由便もおすすめです。
日本からタイへの移動で時差ボケはある?
タイと日本の時差は2時間で、大きな差ではないため、一般的に時差ボケの影響は少ないといわれています。
ただし、フライト時間が6〜7時間ほどあるため、出発時間や体調によっては睡眠リズムが乱れることもあります。
特に深夜便や早朝便を利用する場合は、事前に生活リズムを整えておくことが大切です。
タイでの時差ボケを防ぐためのポイント
- 出発前日はしっかり睡眠を取り、体調を整えておく
- 飛行機内では現地時間を意識して過ごす(寝る・起きる時間を合わせる)
- 機内ではアルコールやカフェインを控え、水分をしっかり取る
- 到着後は太陽光を浴び、体内時計をリセットする
日本とタイの時差は2時間でも、出発時間によっては昼夜が逆転したような感覚になることがあります。
たとえば、夜発朝着便の場合は、到着後に軽めの食事と日光浴を取り入れることで、体が現地時間にスムーズに順応しやすくなります。
タイへのフライト中に快適に過ごすコツ
- ネックピローやアイマスク、耳栓などのリラックスグッズを持参する
- 座席では足を軽く動かしたり、ストレッチをする
- 映画や音楽など、気分転換できるコンテンツを用意する
飛行機で眠れない場合は、無理に寝ようとせず「目を閉じて休むだけ」でも十分リフレッシュできます。
また、機内は乾燥しているうえ冷房が強く、体が冷えやすい環境です。ブランケットや羽織ものを用意し、時差だけでなく温度差にも備えておきましょう。
特に、エコノミークラスで移動する場合は狭い空間で6時間以上過ごすので、締め付けの少ない服でリラックスできるように過ごすこともおすすめです。
お子さま連れの家族旅行での注意点
お子さま連れの場合は、現地到着後にゆとりあるスケジュールを組むことがポイントです。
タイは気温や湿度が高く、到着直後は大人でも体が慣れるまでに時間がかかります。
子どもの体調を優先し、到着日の夜は早めにホテルや駐在先の部屋に戻って十分な休息を取りましょう。
また、機内ではお子さまが飽きてぐずったりしないよう、絵本やおもちゃ、軽食を用意しておくと安心です。
日本からタイへ行く際に夜便を利用する場合は、事前に寝るタイミングを調整しておくことで、現地到着後の時差ボケを防ぎ、生活リズムを整えやすくなります。
タイ(バンコク)と日本の時差は何時間?|まとめ
タイと日本の時差はわずか2時間。
サマータイムの影響もなく年間を通して一定のため、出張や駐在でも時刻の計算に迷うことはほとんどありません。
とはいえ、仕事の会議時間や家族との連絡など、生活のリズムを考えるうえで、時差を意識したスケジュール管理を心がけましょう。
さらに、フライト時間や時差の把握に加えて、現地で安心して過ごすためのサポート体制を知っておくことも大切です。
困ったときに頼れる窓口を持っておくことで、初めてのタイ生活もぐっと心強くなるでしょう。
ディアライフでは、日本時間11:00~20:00(タイ時間9:00~18:00)に年中無休で営業しております。
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