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治安・冠水・インフラ…タイへの駐在・移住前に知りたいポイントを解説!

治安・冠水・インフラ…タイへの駐在・移住前に知りたいポイントを解説!

タイは「微笑みの国」と呼ばれ、駐在先としても非常に人気があります。しかし、いざ生活の拠点を海外へ移すとなると、日本とは異なる環境や生活ルールに戸惑う場面も少なくありません。

特に、 インターネット・電気などのインフラ契約の進め方、雨季に起こりやすい冠水エリアや対策、そして 日常生活に関わる治安情報 は、赴任前に把握しておくことで、現地でのトラブルを大きく減らすことができます。

本記事では、これからタイで生活をスタートする駐在員の方や帯同されるご家族が、安心して新生活を始められるよう、現地で本当に役立つ実務的な情報を分かりやすくまとめました。
赴任準備のチェックリストとしてもご活用いただけますので、どうぞ最後までご覧ください。

【タイのインフラ事情】光熱費の契約は?

電球のイメージ

タイで新生活を始める際、日本の引っ越しと大きく異なるのが、電気や水道などの光熱水費に関するインフラの手続きです。

現地では、電気や水道の開通手続きに手間がかからないため、駐在員の方々もすぐに生活を始めることができる点が大きなメリットです。

契約手続きが簡便化されていることで、面倒な手続きがなくスムーズに生活をスタートさせることができます。

日本とは違う!契約不要で利用開始できる仕組み

日本では、引っ越しに合わせて電気やガス、水道を個別に連絡して開通手続きをする必要がありますが、タイでは入居者がこれらのインフラの契約を改めて行う必要はありません。

入居したその日からすぐに電気や水道を使うことが可能で、手間のかかる申請作業がないため、ストレスを感じることなく新生活をスムーズにスタートできる点が大きな利点です。

特にサービスアパートやコンドミニアムの一部では、家賃の中に光熱水費がすでに含まれている場合があり、この点も利用者にとっては非常に便利です。

家賃と別払いの物件でも、電力会社などに直接契約は不要で、毎月オーナーや管理会社を経由して請求書が届く仕組みとなっており、この手続きの簡便さは、タイのインフラが日本のシステムよりも利用者にとって分かりやすく工夫されている部分の一つと言えます。

【タイのインフラ事情】インターネットは?

インターネットをする女性の手元

現在のタイでは都市部を中心に高速インターネットの利用は可能であり、その料金も日本と比較するとかなりリーズナブルな傾向にあります。

しかし、高速通信が可能なエリアであっても、「物件ごとに使える回線の上限が異なる」という点が、駐在員やリモートワーカーが事前に知っておくべき最も重要なポイントです。

この物件側の制限を把握することが、快適なインターネット環境を整える上で大きな鍵を握ることになります。

タイで利用できる主なインターネット回線の種類

タイで主に使われているインターネット回線には、日本の光回線に近い高速通信が可能な光ファイバーと、以前から広く使われているADSLがあります。

技術的には日本の光回線と少し異なる仕組みを採用していると言われていますが、実際に利用する上でのスピード感はほぼ同等と感じられることが多いです。

都市部の新しいコンドミニアムなどでは高速の光ファイバー回線を選べるところが増えていますが、古い建物ではADSL回線しか対応していないケースも存在します。

そのため、快適にインターネットを使いたい方は、物件の回線状況を必ず確認することが大切です。

料金は日本より安め!高速プランでも月1,000バーツほどの目安

タイのインフラの中でも、インターネット料金は全体的に日本の相場よりも低く設定されており、生活費のコストを抑えやすいのが特徴です。

最も速度の速いプランを選んだとしても、月額1,000バーツ前後(日本円で約4,000円)で契約できることが多く、費用の負担は比較的少ないと言えます。

料金体系自体がシンプルで分かりやすいものが多いため、日本のような複雑な割引制度や意図しない過払いの心配もほとんどありません。

そのため、仕事などで回線速度を重視する駐在員の方でも、日本よりも低コストで快適なネット環境をスムーズに整えることが可能です。

最も重要なのは物件が対応している速度

タイのインフラにおけるインターネット環境で、契約プラン以上に最も重要視すべき点は、物件によって契約できる最大速度が違うという事実です。

コンドミニアムやアパートメントには、建物の設備状況に応じて「この建物は最大〇Mbpsまでしか回線が引けない」という制限が設けられている場合があります。

この制限がある場合、入居者がいくら高速プランを契約したとしても、建物側の設備を超える速度が出ることは絶対にないため、入居者側でどうすることもできない問題となってしまいます。

仕事でネットを多用する駐在員の方や回線速度を重視したい方は、入居契約を結ぶ前に「この物件がどの回線に対応しているのか?」や「最大速度は何Mbpsか?」を不動産会社に必ず確認することをおすすめします。

【タイの冠水事情】

冠水する街に立つ男性

タイでの生活を考える際に、日本の梅雨時とは比較にならないほどの短時間での豪雨、いわゆるスコールによる冠水を気にされる方が多いのではないでしょうか。

タイの雨季には、短時間に大量の雨が降るスコールが頻繁に発生し、市街地のほとんどの場所で一時的に冠水が発生することが事実です。

しかし、この冠水は長時間続くものではなく、道路の排水設備が比較的整っているため、水が引くスピードが非常に速いので、そこまで気にし過ぎなくても問題ないエリアがほとんどです。

ほとんどの場所で起こる冠水への現地の見解

タイの雨季に起こる冠水は、スコールが上がって2時間程度雨が降らなければ、水はすぐに引いていくため、日常生活への影響は限定的であると現地の方々は考えています。

そのため、現地に長く暮らしている駐在員の方々の中には、冠水に関してはそこまで深く心配しないという方が多い傾向が見られます。

もちろん、豪雨が長時間続いた場合は大規模な冠水となるリスクはありますが、日常的なスコールによる一時的な水たまりに関しては、あまり過度に心配する必要はないと言えます。

現地の人々の多くは、長靴を用意したり、水がたまりにくい主要な道路を選んだりするなど、雨季の冠水に慣れて上手に対応しながら生活しています。

賢い物件選び!冠水レベルを把握する具体的な方法

冠水を気にする方は、実際に物件の内見をする際に、そのマンションの壁の黒ずみを確認することをおすすめします。

これは、過去に水がどこまで溜まったかを判断する非常に重要なチェック方法です。

例えば、建物の壁の下部が黒くなっている部分があれば、そこまで水が溜まったことがあるという目安になり、その黒ずみの高さがくるぶし程度なのか、あるいは膝くらいまで達しているのかで、その場所の冠水レベルを簡単に把握できます。

物件を選ぶ際は、建物の入り口や駐車場、周辺の道路の壁を注意深く観察し、過去の浸水履歴を確認してみると良いでしょう。

【タイの治安事情】

薄暗い街のイメージ

タイ、特に首都バンコクの主要な駐在員エリアは、日本人や欧米人も多く住んでおり、子連れでも安心して生活を送ることができる治安の良い場所がたくさんあります。

中でも、スクンビット通りのアソークからエカマイ、トンローといったエリアは、日本の生活に近い利便性があり、治安レベルも高いため、ご家族での移住先としても非常に人気があります。

安全と快適な暮らしのためにも、治安の良さをしっかりとチェックして物件を選ぶことが重要です。

駐在員が安心して住めるエリアと注意すべき繁華街

バンコクの中心地でも、日本人街に近いナナ周辺などの一部の繁華街は、夜の時間帯になると街の雰囲気が大きく変わるため注意が必要です。

もちろん男性お一人で行動する分には問題なくても、ご家族連れや女性にとっては少し気を配る必要がある場所もあります。

物件を選ぶ際は、単に治安の良いエリアかという点だけでなく、「お子さまをどこにあるスクールに通わせたいのか」や「休日はどんなライフスタイルを送りたいのか」など、ご自身の希望を具体的に考えることが大切です。

このように目的を明確にしていくことで、あなたの理想にぴったりの物件をよりスムーズに見つけることができるでしょう。

治安以上に大切な物件選びの目的

治安の良し悪しでエリアを選ぶことはもちろん重要ですが、それ以上に「どんな風にタイで暮らしたいのか」という駐在の目的を明確にすることが、物件選びの成功につながります。

例えば、スクールへのアクセスや通勤の利便性、そして週末の過ごし方なども含めて、生活の全体像をしっかりと検討する必要があります。

タイのインフラの整備状況と合わせて、ライフスタイルにあった最適な物件を探すことをおすすめします。

安全性はもちろん確保しつつ、理想のライフスタイルを実現するために、何を優先すべきかを考える時間も大切にしてください。

タイの住居はどんなふうに選ぶと失敗しないの?駐在・移住物件の10のポイント

タイ・バンコクの街並み

タイでの新生活を始めるにあたって、理想の住居選びは、駐在生活を成功させるための最初の大きな一歩になります。

日本とは環境が違うからこそ、家探しの際は細かい部分までしっかりと目を配ることが大切です。

これからご紹介する10個のポイントを意識して活用すれば、タイのインフラや生活環境の不安を減らし、失敗のない物件選びが可能となります。

物件選びのポイント1. 予算と家賃

物件を選ぶ上で、まず最も重要なことは、ご自身の予算内で家賃が適切であるかどうかを見極めることです。

タイの物件価格は、バンコク市内でも場所によってかなり違いがあり、都心の高級住宅街や主要駅の近くは家賃が高価になる傾向があるため、予算や駐在規定に合った物件を見つけることが大切です。

予算を明確にすることで、効率良く物件を絞り込み、最適な住居を効率良く見つけられるでしょう。

物件選びのポイント2. 交通アクセス

仕事場や主要な交通機関であるBTS(高架鉄道)やMRT(地下鉄)へのアクセスが便利な場所を選ぶことは、タイでの生活の快適さに大きく影響します。

バンコクの交通渋滞は非常に混雑することが多いため、奥様がお買い物をするときに便利かどうかや、お子様のスクールに通わせるのに問題ないエリアかどうかも確認しましょう。

徒歩圏内に駅があるかどうかなど、アクセス条件を事前に確認することをおすすめします。

物件選びのポイント3. 地域の安全性

住む地域の安全性を事前にしっかりと確認することは、治安を確保する上で何よりも欠かせない要素です。

夜間の人通りや周辺の騒音レベルなどをリサーチし、日本人コミュニティやインターナショナルスクールが集まるなど、治安の良い地域かどうかを把握することが安全な駐在生活を送るための土台となります。

不安な場合は、現地に詳しい不動産会社に相談し、過去の事例なども含めて確認することをおすすめします。

物件選びのポイント4. 生活施設

近隣にスーパーマーケットや医療施設、日本人向けの学校、そして多様なレストランなどの生活施設が充実しているかどうかも、日々の暮らしやすさを左右する重要なポイントです。

日々の買い物や緊急時の対応、お子さまの通学の利便性を考え、日常生活に必要な施設が徒歩圏内にあるかどうかをリストアップして確認しましょう。

物件の豪華さだけでなく、周辺環境の利便性も考慮に入れることが大切です。

物件選びのポイント5. 住宅の設備

入居する住宅に家具や家電が揃っているか、そしてエアコンや温水器などの基本的な設備がきちんと整っているかを事前に確認することが必要です。

特にタイでは、インフラとして温水器が設置されていない物件も稀にあるため、シャワーの快適性を重視する方は見落とさないように注意してください。

家具付き物件が多いタイでは、すぐに生活を始められますが、必要な家電が揃っているかもチェックしましょう。

物件選びのポイント6. レンタル契約条件

契約期間や更新のルール、そして敷金・礼金などの契約条件をしっかりと理解しておくことが大切です。

駐在期間や、今後どう暮らしたいかというライフスタイルに合った条件を選ぶようにしましょう。

契約書はタイ語と英語で書かれている場合が多いため、不明点がないように不動産会社を通して内容を丁寧に確認することが、後のトラブル防止につながります。

物件選びのポイント7. 保安設備

アパートやコンドミニアムのセキュリティ対策がしっかりしているかどうかは、治安の良さに直結する重要な要素です。

エントランスのゲートや24時間体制の監視カメラ、そして常駐の警備員がいるかどうかも忘れずに確認してください。

安心して暮らせるように、セキュリティ体制が整っている物件を選ぶようにしましょう。

物件選びのポイント8. 自然災害リスク

タイでは地震は少ないものの、特に雨季には冠水のリスクを考えておく必要があります。

物件の立地が洪水や冠水のリスクが低いエリアにあるか、そして建物の排水設備が適切に機能しているかを調査してください。

可能な限り安全な場所を選ぶことも駐在生活における重要なリスクヘッジとなります。

物件選びのポイント9. 部屋の広さと間取り

ご自身の家族構成や必要なスペース、そして部屋数、間取りに合った物件を見つけることは、長期間快適に暮らすために非常に大切です。

特に収納スペースが十分にあるかや、テレワークを行うための仕事部屋を確保できるかなど、日本の生活スタイルを維持できる間取りであるかを確認しましょう。

広すぎる部屋は掃除や光熱費の負担が増えるため、本当に必要な広さを見極めることも重要になります。

物件選びのポイント10. 不動産会社の信頼性

タイでの複雑な契約手続きや、入居後のトラブル対応を円滑に進めるためには、信頼できる不動産会社を選ぶことが最も重要です

その会社の評判や口コミを事前に調査し、日本人駐在員へのサポート実績が豊富で、信頼できる業者と取引することが、失敗しない物件探しにつながります。

困った時にすぐに相談できる、心強いパートナーを見つけるようにしましょう。

まとめ:タイでの新生活を成功させるために

今回は、実際にタイでのお部屋探しをサポートしているディアライフ独自の見解をご紹介しました。
初めての海外赴任となると、不安な点は多いかもしれませんが、実際に物件を見ていただいたり、タイで駐在中にどのように過ごされているのかなどを知っていくと楽しみになっていく方が大変多いというのも事実です。

ディアライフでは現地の日本人アドバイザーがご案内・入居・退去までサポートいたしますので、初めての赴任でも安心です!
不明な点がございましたらお気軽にご連絡ください。

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