近年、海外不動産投資において、タイの不動産が注目されているのをご存じでしょうか。
日本人の移住者が多いことで有名なタイですが、不動産投資の面から見ても多くのメリットがあると言われています。
本記事では、タイの不動産投資にはどんなメリットがあるのかという点に加え、海外不動産投資を購入する際に決め手となるポイントを解説していきます。
タイの不動産投資にご興味があるという方は、ぜひ最後までご一読ください!
目次
タイの不動産投資の現状

海外の不動産を購入する際には、地域それぞれの不動産の特色を知った上で比較・検討することが重要となります。
そこでまずは、タイの不動産投資の現状について解説していきます。
タイの不動産の価格動向の推移は?
海外不動産を購入する際には、物件の価格動向推移を分析する事も重要です。
タイの首都であるバンコクのコンドミニアムは、この10年間で価格が2倍近く高騰しています。
2020年にコロナの影響で世界の経済指標が大きく落ちた際にも、バンコクのコンドミニアムの価格は堅調に上昇していました。
バンコクエリア自体の土地価格指数は2016年から2019年にかけてあまり変化が見られなかったものの、2019年以降には再び上昇しているなど、価格動向が右肩上がりとなっていることが伺えます。
ASEAN経済統合がもたらすタイの不動産への影響
タイは東南アジア諸国連合(ASEAN)の加盟国であり、2015年には、経済統合の一環として巨大経済圏「ASEAN経済共同体(AEC)」が発足しました。
ASEAN経済共同体では、関税を撤廃や観光ビザの廃止、外資出資規制の緩和などを図っており、今後の経済活動の活発化が期待されています。
その中でも特にタイはASEAN加盟国の交通・物流の中心地となっていることから、経済統合によって好影響を受けやすいと言えるでしょう。
タイの不動産を購入するメリット5選

タイの不動産投資の動向が上昇していることは分かりましたが、他の国の不動産投資と比較した際にどのようなメリットがあるのか、気になった方もいらっしゃるでしょう。
以下では、数ある海外不動産投資の中でもタイの不動産を購入することならではのメリットを5つご紹介していきます。
メリット1.インカムゲイン・キャピタルゲインの両方が狙える
タイの不動産を購入することで、インカムゲインとキャピタルゲインの両方を狙えるというメリットがあります。
インカムゲインとは、株式の配当金・債券の利子・不動産の家賃などの、資産を売却しなくとも保有しているだけで得られる収入のことを指します。
一方キャピタルゲインは、株式・債券・不動産などの、資産を売却することによって得られる収入のことを言います。
タイは現在経済成長率が上昇することに伴い国民所得水準も向上しており、国内で中間所得層が増加していることから、購入後のインカムゲインが狙いやすくなっています。
また、日本と比較してタイの不動産価格指数の上昇幅が大きいため、不動産を購入したことによるキャピタルゲインも狙いやすいと言えるでしょう。
メリット2.日本と比較して税金が安い
タイの不動産を購入する際には、不動産に関する税金が安いことも大きなメリットです。
日本では不動産の取得時に通常4%の税が課されますが、タイではこれに相当する税金がありません。
また、2020年の法改正によって固定資産税に相当する土地建物税の税率が90%も引き下げられており、税金の面で日本と比較して不動産投資がしやすい国だと言えるでしょう。
メリット3.交通インフラが進んでいる
タイでは、首都であるバンコクを中心として、渋滞緩和を目的とした交通インフラの整備が急ピッチで進められています。
高架鉄道の「BTS」や地下鉄の「MRT」などの拡張工事が行われているなど、先進国並みの交通インフラが進んでおり、今後は複数の駅が増設される予定となっています。
新しい駅ができることで駅周辺の賃貸需要増加が期待できるため、タイの不動産を購入する際にも大きなメリットとなるでしょう。
メリット4.小額からの投資が可能
海外不動産を購入する際、国によっては最低価格基準が設けられている場合があります。
例えばマレーシアでは外国人は100万リンギット(日本円で約3,000万円)が不動産投資の最低価格となっており、それ以下の物件を購入することができません。
しかし、タイでは最低価格の基準が設けられていないため、小額からでも不動産を購入することができます。
自分の予算に合わせた物件選びができるのは、とても大きなメリットであると言えるでしょう。
メリット5.日系企業の在留邦人数や現地法人数が多い
海外不動産投を購入する際には、借り手や買い手がいることが必要不可欠です。
タイは日系企業が多いため、在留邦人や現地法人の数も多くなっており、賃貸を中心とした不動産需要が高くなっています。
在留邦人の中には家族連れで現地に駐在する日本人も多く、コンドミニアムの賃貸契約を3〜5年と一定の期間行う方が多いのも特徴です。
また、バンコクを中心に日本人向けの賃貸物件が多いことからも、タイは不動産投資に向いている国であると言えるでしょう。
海外不動産を購入する際の決め手とは

タイが不動産投資に適していることがお分かりいただけたと思いますが、実際に海外不動産投資を行う際にはどんな点に着目する必要があるのでしょうか。
以下では、海外不動産を購入する際に決め手となるポイントを3つ解説していきます。
管理しやすい物件である
海外不動産を購入する際には、物件自体が管理しやすいかどうかを確認しておくことが重要です。
管理のしやすさの基準としては、建物の状態の良さや入居者の属性の良さなどが挙げられます。
現地に行って実際に自分の目で物件の状態を確認したり、信頼できる不動産投資会社や仲介人から物件についてのアドバイスを受けるのが良いでしょう。
経済成長率や人口増加率が上昇している
海外不動産を購入する際には、その国の経済成長率や人口増加率も重要な評価基準の1つとなります。
経済成長率が上昇している場合は、その国の様々な市場価格も上昇していることから、商材自体の優劣に関係なく市場価格が上がる傾向にあります。
そのため、不動産価格や家賃の価格も値上がりしていくことが期待できます。
経済成長率には人口増加率の上昇も大きく関与しています。
人口が多く増加傾向にある国は、安定した経済成長率を見込むことができるため、不動産の購入に向いている国であると言えるでしょう。
現地に拠点がある不動産投資会社である
海外不動産投資を行う際に避けて通れないのが、文化や言語の違いです。
言語が違うことで上手く意思疎通ができず解釈の不一致が生まれてしまったり、文化や法律の違いから契約などに影響を受ける可能性があります。
また、海外の不動産投資を行う際には詐欺に合うリスクも高くなるため、現地のプロからアドバイスを受けることが重要となるでしょう。
現地に拠点がある不動産投資会社であれば、物件の仲介だけでなく現地でしか分からない詳細な情報を共有してくれます。
建造中の物件を購入した際にも最新の情報を随時チェックしてもらうことができるため、安心して海外不動産投資を行うことができるでしょう。
タイの不動産投資・購入ならRENOSY Thailandへ!

海外不動産投資の中でもタイの不動産投資のメリットが高いことが分かりましたが、知識のない状態で物件を購入してしまうと、投資に失敗してしまう可能性もあります。
もし、海外不動産投資や、タイの不動産などにご興味がありましたら、RENOSY Thailandへお気軽にお問い合わせください。
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タイの不動産はメリットが多い?|まとめ
今回の記事では、海外不動産の中でも、タイの不動産が注目されている要因として、下記のようなメリットがあることをご紹介しました。
- インカムゲイン・キャピタルゲインの両方が狙える
- 日本と比較して税金が安い
- 交通インフラが進んでいる
- 小額からの投資が可能
- 日系企業の在留邦人数や現地法人数が多い
経済成長率や人口増加などの面からも、タイは不動産価値の上昇が期待できる国であると言えるでしょう。
もちろん、海外不動産投資を行う際には長期的に市場トレンドを見極めていくことが重要です。
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