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タイのお金事情!日本円を両替できる場所や紙幣の種類を紹介

タイでの生活で必ず必要になるのがお金です。そこで今回は、タイのお金の種類や単位、日本円を両替できる場所などをまとめて紹介していきます。

目次

  1. タイのお金の種類や単位は?
  2. タイのお金1バーツは日本円でいくら?
  3. タイでお金を両替できる場所は?
  4. タイの紙幣に描かれた人物は?
  5. タイの旅行に必要なお金はいくら?
  6. タイの物価は高い?安い?
  7. 最後に

タイのお金の種類や単位は?

タイで主に使われているお金の通貨はバーツ(英語表記:Baht、THB)です。

紙幣は1,000バーツ、500バーツ、100バーツ、50バーツ、20バーツの5種類があり、硬貨は10バーツ、5バーツ、2バーツ、1バーツの4種類です。

また、補助通貨としてはサタン(Satang)があり、100サタンが1バーツとなります。サタンの硬貨は50サタンの25サタンの2種類があります。

タイのお金1バーツは日本円でいくら?

タイのお金1バーツは日本円でいくら?
タイのお金1バーツは、2021年1月1日現在のレートで3.42円です。ちなみに、過去5年間では1バーツ=2.6円~3.6円の間で推移しています。

タイでお金を両替できる場所は?

タイでお金を両替できる場所は、以下の通りです。

  • 空港の両替カウンター
  • 銀行・両替所
  • 郵便局
  • 免税店
  • ホテル

バンコク・スワンナプーム国際空港の両替カウンターは、24時間営業です。また、バンコクの街中には銀行が運営する出張両替所があり、月~金の8:30~20:00が基本の営業時間になっています。バンコクでは、両替する場所に困ることはないでしょう。

タイの紙幣に描かれた人物は?

タイの紙幣に描かれた人物は?
日本では、紙幣によって描かれている人物が異なりますが、タイではすべてのバーツ紙幣に同じ人物が描かれています。

現在タイで発行されている最も新しい紙幣の表面には、現国王のラーマ10世(ワチラーロンコーン国王)の肖像が描かれています。

裏面のデザインは紙幣によって異なり、20バーツ紙幣はラーマ1世と2世、50バーツ紙幣はラーマ3世と4世といった具合に、歴代の国王が2人ずつ描かれています。

また、タイで新紙幣の発行が始まったのは2018年ですので、まだ旧紙幣が使用されることもあります。旧紙幣には、ラーマ9世(プミポン前国王)の肖像が描かれていました。

タイの旅行に必要なお金はいくら?

タイの旅行に必要なお金はいくら?
タイに旅行に行く場合には、どのくらいのお金が必要になるのでしょうか。

飛行機代

バンコクへの飛行機代は、出発空港や航空会社によって異なりますが、東京からの場合は以下のような金額がかかります。

  • 日系航空会社:6~7万円
  • タイ航空:5.5万~6万円程度
  • LCC(格安航空会社):3万円程度

LCCのセール時期には、更に安くチケットを購入できる場合もあります。また、直行便ではなく他の国を経由する便を選択することで、2万円程度安くなる場合もあります。

宿泊費

タイのホテルの宿泊料金は、1部屋ごとに設定されています。1部屋に泊まるのであれば、1人でも2人でも料金は変わりません。宿泊に必要なお金はホテルのグレードによって異なります。

  • 中級ホテル:1泊1部屋4,000円~8,500円程度
  • 高級ホテル:1泊1部屋8,400円~20,000円程度
  • ラグジュアリーホテル:1泊1部屋30,000円~50,000円程度

家族で滞在したい場合など、広い部屋を希望するのであれば、ホテルと同様のサービスが受けられるサービスアパートメントに宿泊するという方法もあります。サービスアパートメントであれば、1泊1部屋4,000円~5,000円程度で宿泊することができるでしょう。

パッケージツアー

自分で飛行機やホテルを手配するのが不安という場合には、パッケージツアーを利用することもできます。東京からタイ行きのパッケージツアーの料金は、2泊3日であれば10万円前後が相場でしょう。

タイの物価は高い?安い?

タイの物価は基本的に日本より安くなっています。例えば、以下のような料金は日本人の感覚からするとかなり安いのではないでしょうか。

  • BTS(スカイトレイン)・MRT(地下鉄)初乗り運賃:16バーツ(約54円)
  • タクシー初乗り料金(2kmまで):35バーツ(約120円)
  • コカ・コーラ1缶:15バーツ(約51円)
  • アサヒスーパードライ1缶:44バーツ(約150円)

タイの物価は、交通費も飲料費も安いのが特徴ですが、食費に関しては安く済むとは限りません。現地の人が食事をしているレストランは価格帯も安いですが、観光客向けのレストランは料金が高めに設定されていることもあります。

また、リンガーハットやマクドナルドなど日本でおなじみのチェーン店を利用した場合、食事料金は日本で食べる場合よりも1割程高くなってしまうでしょう。

最後に

今回は、タイのお金事情について紹介しました。タイのお金としては、現国王がデザインされたバーツ紙幣が主に使用されています。補助通貨としてサタンもありますが、基本的にはバーツ紙幣を使う機会が多いでしょう。また、両替所はバンコク市内に点在しているので、両替に困ることもありません。

タイでの生活を始める場合、お金はすぐに必要になります。タイ現地での両替トラブルが不安な方は、渡航前に国内で両替を済ませておくと良いでしょう。現地ですぐに必要なお金はいくらなのか、交通費や食事代、宿泊費などを踏まえてあらかじめ両替する金額を決めると良いでしょう。

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