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海外不動産の「コンドミニアム投資」とは?メリット・デメリットを解説

海外不動産の「コンドミニアム投資」とは?メリット・デメリットを解説

国内の不動産価格が高騰している現在、海外のコンドミニアム投資に注目している人も多いのではないでしょうか。

一口にコンドミニアム投資といっても、国によって経済状況や法律が異なるため、メリットとデメリットも変わってきます。

今回は、先進国と新興国におけるコンドミニアム投資のメリット・デメリットをそれぞれ解説していきます。

コンドミニアム投資とは

コンドミニアム投資とは

「コンドミニアム投資」とは、日本のマンション投資のように海外のマンションを購入し、売却益や賃料収入を得る投資方法です。

近年は、国内の不動産価格が高騰し売却益が得づらくなっていることや、人口減少により空室リスクが高まっていることから海外コンドミニアム投資への注目も高まっています。

先進国におけるコンドミニアム投資のメリット

先進国におけるコンドミニアム投資のメリット

コンドミニアム投資の中でも、先進国(G7など)と新興国(E7やASEAN諸国)のどちらの不動産に投資するかでメリット・デメリットは変わってきます

先進国とは、経済や技術が発展していて生活水準が高いといわれている国のことで、政治や経済が比較的安定しているのが特徴です。

それでは、先進国におけるコンドミニアム投資におけるメリットから見ていきましょう。

中古物件でも価値が落ちない傾向がある

先進国では、適切な修繕やリフォーム、リノベーションを施すことで、中古物件であっても価値が落ちにくい傾向があります。そのため、中古マンションへの需要が下がりにくく、価格も安定しています。

実際、イギリスやアメリカの不動産投資では中古が主流で、中古の方が新築より高付加価値の物件として取引されているケースも少なくありません。

このように、中古物件でも価値が落ちにくい傾向があることが先進国での投資のメリットです。

取引のリスクが低い

海外で不動産投資を行う上で、法が整備されているかはチェックしておいた方が良いポイントです。

法が整っていない国では、登記ができずに購入した土地を没収されたりなどトラブルが起きる可能性も高くなります。

先進国では、法律が整えられているため、上記のようなトラブルが発生する可能性は極めて低いので、比較的ローリスクととらえると良いでしょう。

先進国におけるコンドミニアム投資のデメリット

先進国におけるコンドミニアム投資のデメリット

先進国におけるコンドミニアム投資は、経済的に安定している一方で、大きな利回りは期待できない等、デメリットもあります。

次に、先進国におけるコンドミニアム投資のデメリットを説明していきます。

大きな利回りは期待できない

新興国の不動産投資を比較すると、先進国では市場がすでに安定しているため、新興国ほどの大きな利回りは期待できないといえます。

逆に、リスクを抑えて安定した投資を求める人にはオススメです。

購入の費用が高い傾向がある

新興国では、不動産を購入する場合の金額をおさえられることがメリットとして挙げられます。一方で、先進国ではそのようなメリットを得ることは難しいといえます。

新興国におけるコンドミニアム投資のメリット

新興国におけるコンドミニアム投資のメリット

新興国は、近年の経済成長や人口増加を背景に、投資先としての需要も高まっています。

次に、新興国におけるコンドミニアム投資のメリットをお伝えします。

人口増加で需要が高まっている

新興国では、人口増加が今後も続くと見込まれる国が多いです。

人口の増減と不動産投資は密接に関連しています。

人口が増加傾向にあるエリアだと、住宅需要も高まるため、不動産価格の上昇や賃貸での空室リスク低下に繋がります。

それによって、キャピタルゲインやインカムゲインが狙える可能性が高くなることが、新興国でのコンドミニアム投資のメリットの一つです。

安い価格で不動産を購入できる

新興国は、日本と比較して物価が安い国が多いです。

そのため、国内よりも安い価格で不動産を購入することができます

コンドミニアム投資では、融資条件として物件価格の3割をキャッシュで用意することが求められるケースもあるため、融資を受けたいと考えている人にとっても、価格が抑えられるのはメリットです。

新興国におけるコンドミニアム投資のデメリット

新興国におけるコンドミニアム投資のデメリット

メリットも多い新興国へのコンドミニアム投資ですが、注意しなければならない点が多いのも事実です。

新興国におけるコンドミニアム投資のデメリットは以下となります。

プレビルド投資で物件が完成しない

プレビルド投資とは、建設前または建設中の物件に対して投資をすることを指します。海外の不動産投資、特に東南アジアではプレビルド投資となるケースが非常に多いです。

完成前に相場より安い価格で購入でき、キャピタルゲインを狙いやすいメリットがある一方で、工事の進捗が遅れたり、物件が完成せず引渡を受けられないこともあります

手付金などの支払いが手元に戻らないまま、投資での利益を得られない状態が長引いたり、最悪の場合は工事が頓挫し支払った金額が戻ってこない可能性があることを、デメリットとして理解しておいた方が良いでしょう。

ローンを組んで購入ができない場合が多い

新興国でコンドミニアム投資を行う場合に、大きな障壁となるのが、融資を受けることが非常に難しいことです。国内の金融機関では、新興国を対象とした海外不動産投資ローンは極めて少なく、事業用ローンなどの利用も条件が厳しくなります。

また、現地の金融機関から融資を受ける場合は、現地に在住していることや収入を得ていることが条件となることが多いです。キャッシュを用意できる・現地に住んでいる人を除いて、ローンを組んで購入できない場合が多いこともデメリットとなり得るでしょう。

コンドミニアム投資におすすめの国

コンドミニアム投資におすすめの国

様々なメリット・デメリットのあるコンドミニアム投資。国によって不動産市況や投資を行うにあたっての制度が異なるため、どこで投資を行うかは検討する必要があります。

今回は、コンドミニアム投資におすすめの国を3つ紹介いたします。

タイ

タイは、外国人による不動産投資が多い国の一つです。タイでは、経済成長に伴って住宅の需要が増加し、今後も不動産価格の上昇が見込まれています。

そのため、日本よりも売却益(キャピタルゲイン)が出やすいことがタイのコンドミニアム投資での大きなメリットです。

実際に、高架鉄道・地下鉄の延伸や新駅開発で、コンドミニアムの建設が急速に増えており、新たな住宅需要も喚起されると予想されています。

また、2020年に固定資産税の徴収税率が9割引き下げとなり、税金が抑えられることもメリットです。

ハワイ

日本では観光地として人気のハワイも、コンドミニアム投資先としてオススメです。その理由として、安定した不動産需要があること、外国人による不動産所有に関する制限が無く売買等を自由に行えることが挙げられます。

また、海外不動産投資では金融機関からの融資のハードルが高いですが、ハワイに関しては日本の取り扱っている金融機関が複数あり、ローンが組みやすいこともポイントです。

フィリピン

フィリピンも、タイと同様に経済成長と人口増加により、今後の不動産需要増加が期待できる国の一つです。日本と比較して物価が安いため、不動産を手頃な価格で購入することができます。

海外不動産のコンドミニアム投資とは?|まとめ

海外不動産のコンドミニアム投資では、先進国か新興国かによってメリット・デメリットが異なります

また、国によって制度も変わってくるため、その国の不動産の専門家にアドバイスを貰うことで、海外でも安心して不動産投資を行うことができます。

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