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タイの家(住居)と日本の家はどう違う?家賃や家具などの特徴を解説


タイの家(住居)を借りる場合、日本の賃貸物件との違いが気になるという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、タイの家と日本の家の違いについて詳しく解説していきます。タイへの駐在が決まったという方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

  1. タイの家(住居)と日本の家の基本的な違い
  2. タイの家(住居)・賃貸物件の特徴
  3. 最後に

タイの家(住居)と日本の家の基本的な違い

まずは、タイの家と日本の家の基本的な違いを知っておきましょう。

物件タイプの違い

タイの住宅には、3つの物件タイプがあります。
日本ではあまり見ないタイプの物件もあるので、それぞれの特徴、違いを覚えておきましょう。

コンドミニアム

コンドミニアムとは、部屋ごとに異なる個人オーナーが所有している物件です。日本で言うと、分譲マンションのような物件タイプとなります。

同じ建物であっても部屋ごとにオーナーが異なるので、賃貸条件や管理状態も大きく異なります。
同クラスのサービスアパートなどと比べると家賃が安いのがメリットですが、家具や家電が壊れたときの修理費用が自己負担になる場合があるので、事前に確認しましょう。

アパート

タイのアパートは、建物の全体を法人のオーナーが所有する物件です。

コンドミニアムと比べて家賃は割高なケースが多いですが、ペットと同居できる物件やファミリー向けの物件が多く、管理やサポートがしっかりしているので日本人駐在員にも人気があります。

サービスアパート

サービスアパートとは、アパートにメイドや生活備品などの付加価値(サービス)が備わったタイプの物件です。

ホテル系のサービスアパートもあり、レセプションにはスタッフが常駐していて、ホテルに住むような感覚で生活ができるのがメリットです。
タイに駐在する日本人に人気の物件タイプですが、そもそもの物件数が少ないため、なかなか空き物件を見つけられない可能性もあります。

物件の広さ

タイの物件は、日本より広めのタイプが多いです。

日本では物件の広さを1Kや1DK、2LDK、3LDKなどとあらわしますが、タイではスタジオ、1ベッドルーム、2ベッドルーム、3ベッドルームと、寝室の数であらわすのが一般的です。

スタジオや1ベッドルームは単身向け、2ベッドルーム以上は家族向けとなっています。

家賃・初期費用の違い

タイで賃貸物件を借りる場合、契約時には前家賃1ヶ月分とデポジット(敷金)2 ヶ月分の合計3 ヶ月分を初期費用として支払うのが一般的です。基本的に、日本のような仲介手数料や礼金は発生しません。

家賃の支払い方法としては、日本と同じく銀行振込が一般的ですが、サービスアパートの場合はクレジットカードが利用できる場合もあります。

タイの家(住居)・賃貸物件の特徴

続いては、タイの家・賃貸物件の特徴について解説します。
日本の一般的な賃貸物件との違いを覚えておくと、物件選びに役立ちます。

家具は備え付けが一般的

タイの家には、家具が備え付けられていることが多いです。そのため、入居してすぐに新生活をスタートできます

慣れない外国で家具を一式揃えるのは簡単なことではないため、家具付きの部屋を選んだほうが手間と費用を抑えられるでしょう。

キッチンは簡易的

タイでは食事を外で済ますことが多いため、賃貸物件にあるキッチンは簡易的なものになっています。

自宅で本格的な料理を作りたい場合は物足りないかもしれませんが、タイには美味しくて安いレストランが多いので、それほど不便に感じることはないでしょう。

バスタブ付き物件は少ない

タイではバスタブにお湯を貯めて入浴する文化はありません。そのため、基本的にタイの家の浴室はトイレと一緒になったユニットバスのタイプです。

どうしてもバスタブが欲しいという場合には、不動産屋にその旨を伝え、バスタブ付きの物件を探してもらいましょう。

共有施設が充実

タイの集合住宅は、共有施設が非常に充実しています。
フィットネスルームやプール、子供のための遊び場などが建物内にある物件も珍しくありません。

サービスカー付き物件が多い

タイには、駅や最寄りのスーパー、病院などまで送迎してくれるサービスカー付きの物件もたくさんあります。
慣れない土地でクルマを運転したり、タクシーを利用する必要がないので、非常に便利です。

メイドさんがいる

タイでは、単身や家族連れを問わず、メイドサービスを利用するのが一般的です。住み込みと通いがあり、部屋の掃除、洗い物、洗濯やアイロンがけなどをお願いすることができます。

日本の家事代行サービスと比較すると、タイのメイドは料金が安く設定されています。サービスアパートの場合は、家賃に含まれているケースがほとんどですが、基本的にお部屋掃除とゴミ出し、リネン交換のみのサービスとなります。

最後に

タイの家(住居)や賃貸物件は、日本とは少し違っているため、最初のうちは戸惑うことも多いと思います。物件タイプや広さ、賃貸物件の特徴をあらかじめ理解しておくことで、タイでの物件探しをスムーズに進められるでしょう。

ディアライフ by RENOSYでは、お客様のご要望に合うタイの物件を日本人スタッフが紹介しています。物件種別の違いやタイでの生活情報についても合わせてご案内させていただきますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

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