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タイのインターナショナルスクールおすすめ17選!

タイのインターナショナルスクール

タイ・バンコクの近郊には、世界的に有名な名門校から新設校まで、およそ160校を超えるインターナショナルスクールがあります。

今回は、タイのインターナショナルスクールに関する基本情報、選び方のポイントや日本人におすすめのスクールを紹介します。

目次

  1. タイのインターナショナルスクールについて【基本情報】
  2. タイのインターナショナルスクールの選び方
  3. タイでおすすめのインターナショナルスクール17選
  4. タイのインターナショナルスクールについてよくある疑問
  5. 最後に

タイのインターナショナルスクールについて【基本情報】

まずは、タイのインターナショナルスクールの教育方針や学費、入試などの基本情報について説明します。

教育方針は大きく分けて2つ

タイのインターナショナルスクールの教育方針は、大きく分けて2つあります。

アメリカ式

アメリカ式は、日本と同じ小学校6年間、中学校3年間、高校3年間で構成される大学進学のための受験準備が中心のカリキュラムです。

卒業証明書が、世界各国の大学進学に必要な教育を修了した証明となり、大学への進学を希望する生徒のみ、SAT(全米共通の学力評価試験)による試験を受けます。

イギリス式

イギリス式は、幼稚部、初等部、中高等部、大学進学準備教育課程など、2~3年で学習段階が区切られ(Key Stage)、必修科目と学習内容が定められているのが特徴です。

IGCSE(国際中等普通教育証明書)やIB(国際バカロレア)などの単位取得を目的としたカリキュラムです。

大学への進学を希望する場合は、世界のどの大学がIBスコアを入試に導入しているかを確認しておくと良いでしょう。

入学の時期・タイミング

タイのインターナショナルスクールの新学期は8月からが一般的です。

通年で編入出来るところがほとんどですが、定員を設けたうえで、欠員が出れば募集が行われる学校もあります。

学費・年間授業料

タイのインターナショナルスクールの学費としては、入学金のほかに、年間授業料が10万バーツ程度から、なかには100万バーツ近くかかる学校もあります。

また、授業料以外にも、課外レッスン費、各資格試験の費用、送迎費、ランチ代などが必要となります。

入学試験・資格

タイのインターナショナルスクールに入学すると、授業は基本的に英語で行われます。

そのため、入学試験・資格は学校によって異なりますが、英語力を重視する学校が多いようです。

英語に関しては、筆記テストで単語・文法・読解・作文・聞き取り、面接では会話を試されるのが一般的です。受験時の英語力によっては、最初にESL/EAL(英語力を養う準備クラス)で勉強して、成績によってレギュラークラスへの編入となる学校もあります。

また、なかには保護者の英語力が試される場合もあるので、事前に調べておくと良いでしょう。

タイのインターナショナルスクールの選び方

タイ政府は「アジアの教育のハブ」を目指す方針を打ち出しています。

そのため、タイ・バンコクの近郊にはさまざまなインターナショナルスクールが存在し、校風や教育方針もさまざまです。

続いては、タイのインターナショナルスクールの選び方、注目したいポイントを解説します。

日本人の進学実績

その学校に通う日本人の生徒がどのような大学へ行っているのか、進学実績を確認することで、おおよその学力レベルを測ることができます。

とはいえ、入学すれば必ずその大学に進学できるというものではないため、参考程度にとどめておきましょう。

日本人の数

タイのインターナショナルスクールには、さまざまな国籍の生徒が通っています。

そこで注目したいのが、日本人の生徒の数です。

日本人の生徒が多い学校の場合、「コミュニケーションは日本語で英語は使わない」「英語力が身につかないから日本人がいない学校へ転校した」などの話を耳にすることもあります。

一方で、日本人がまったくいない学校だと不安になる子どももいるため、お子様の性格と照らし合わせて選ぶ必要があるかもしれません。

先生の英語力

タイには学費がリーズナブルなインターナショナルスクールもたくさんあります。

学費が安いのは嬉しいですが、なかには英語圏のアジア系の先生が担当となるケースもあり、「英語の発音がちょっと…」と気にされる方もいらっしゃいます。

タイでおすすめのインターナショナルスクール17選

ここからは、前述した選び方のポイントを踏まえたうえで、タイ・バンコクにあるインターナショナルスクールを特徴によって分類し、おすすめの学校を厳選して紹介します。

実際にどの学校が良いのかを判断するには、実際に足を運んで確認してみるのがおすすめです。

イギリス系インターナショナルスクール

イギリス系インターナショナルスクールとしては、以下の3校がおすすめです。

Bangkok Pattana School

Bangkok Pattana Schoolは、タイのインターナショナルスクールのなかでも規模が大きく、歴史のある学校です。

日本語を含む13言語を授業に取り入れるなど、英語だけではなく母国語も大事にする教育方針で、国際性を育むという理念があります。

住所 643 Lasalle Road (Sukhumvit 105) Bangna Tai, Bangna, Bangkok 10260 Thailand
電話番号 +66(0)2785 2222
ホームページ https://www.patana.ac.th/

St. Andrews International School

St. Andrews International Schoolは、日本人に人気のインターナショナルスクールです。

障害を持つ子どもたちの入学も歓迎していて、サポート体制が整っています。

住所 1020 Sukhumvit Rd, Khlong Toei, Phra Khanong Bangkok 10110 Thailand
電話番号 +66(0)2381 2387
ホームページ http://www.nordangliaeducation.com/our-schools/bangkok

Bangkok Prep International School

Bangkok Prep International Schoolは、規模で言うとそう大きくはありませんが、プールや体育館もある緑溢れるキャンパスが魅力です。

日本人の先生も在籍していて、国語としての日本語も学べます。

住所 23 Sukhumvit 53, Wattana, Bangkok 10110 Thailand
電話番号 +66(0)2700 5858
ホームページ http://www.bkkprep.ac.th/

アメリカ系インターナショナルスクール

アメリカ系インターナショナルスクールとしては、以下の4校がおすすめです。

American School of Bangkok(ASB)

American School of Bangkok(ASB)は、タイ国内にスクンビット校とグリーンバレー校の2校があります。

ネイティブな英語力をもつアメリカ・カナダ採用の先生と、日本人の先生も数名在籍しています。

住所(スクンビット校) 59-59/1 Sukhumvit Road, Soi 49/3 Wattana, Bangkok 10110 Thailand
住所(グリーンバレー校) 900 Moo 3 Bangna-Trad Road Km. 15 Bangplee, Samutprakarn 10540 Thailand
電話番号(スクンビット校) +66(0)2620-8600
電話番号(グリーンバレー校) +66(0)2026-3518
ホームページ http://www.asb.ac.th/

International School Bangkok(ISB)

International School Bangkok(ISB)は、ハーバード大学をはじめとする世界の有名大学、日本の早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学などへの進学実績があります。

日本人の保護者会もあり、馴染みやすい点も魅力です。

住所 39/7 Soi Nichada Thani, Samakee Road, Amphur Pakkret, Nonthaburi 11120 Thailand
電話番号 +66(0)2963 5800
ホームページ https://www.isb.ac.th/

Ruamrudee International School(RIS)

Ruamrudee International School(RIS)は、タイでも歴史のあるカトリック系のインターナショナルスクールです。

音楽や演劇、ダンスなど、芸術面にも力を入れています。

住所 6 Soi Ramkhamhaeng 184, Khwaeng Min Buri, Min Buri, Bangkok 10510 Thailand
電話番号 +66(0)2791 8900
ホームページ https://www.rism.ac.th/

Wells International School

Wells International Schoolは、タイ国内ではバンコクに3校(バンナ・オンヌット・トンローキ)、チョンブリに1校あるインターナショナルスクールです。

園内には屋根のついた広々とした園庭があり、ウサギの飼育など、動物と触れ合いながらのびのびと過ごせる環境があります。

住所 2209 Sukhumvit Road, Bangchak Prakhanong, Bangkok 10260 Thailand
電話番号 +66(0)2746 6060
ホームページ http://www.wells-school.com/

総合カリキュラムのインターナショナルスクール

総合カリキュラムのインターナショナルスクールとしては、以下の学校がおすすめです。

NIST International School(NIST)

NIST International School(NIST)は、タイ・バンコクにあるインターナショナルスクールのなかでも、特に名門と言われる学校です。

ケンブリッジ大学やオックスフォード大学、ワシントン大学など、世界中の名門大学への進学実績がありますが、学費が高額なことでも知られています。

住所 36 Sukhumvit Soi 15 Watthana Bangkok, 10110 Thailand
電話番号 +66(0)2017 5888
ホームページ http://www.nist.ac.th/

学費が比較的安いといわれるインターナショナルスクール

学費が比較的安いといわれるインターナショナルスクールとしては、以下の6校がおすすめです。

Ekamai International School (EIS)

Ekamai International School (EIS)は、エカマイにあるアメリカ式のミッション系インターナショナルスクールです。

学費の安さが魅力ですが、生徒のほとんどがタイ人で、日本人は少ないです。

住所 57 Ekamai 12 (Soi Charoenjai), Sukhumvit 63,Klongton Nua, Vadhana, Bangkok 10110 Thailand
電話番号 +66(0)2391 3593
ホームページ http://www.eis.ac.th/

Kevalee International School

Kevalee International Schoolは、バンコク郊外にあるインターナショナルスクールです。

学費が安いことで知られていますが、スクールバスはなく、通いにくいのがデメリットです。日本人は少なく、日本人の先生は在籍していないようです。

住所 90, Soi Hathai Rat 37, Hathai Rat Road, Sam Wa Tawantok, Khlong Sam Wa, Bangkok 10510 Thailand
電話番号 +66(0)2906 6427
ホームページ http://www.kevalee.ac.th/

Kinkaid International School or Bangkok

Kinkaid International School or Bangkokは、小規模で雰囲気の良いインターナショナルスクールです。

学費は良心的で、英語が不得意な生徒のためのESLクラスがあります。

住所 205/73-74 Phatthanakan Rd, Prawet, Bangkok 10250 Thailand
電話番号 +66(0)2321 7010
ホームページ http://kincaidbangkok.com/

Ramkhamhaeng Advent International School

Ramkhamhaeng Advent International Schoolは、タイ人が7割、その他外国人が3割の構成で、日本人の少ないインターナショナルスクールです。

学費がリーズナブルなのに、家から学校までの送迎や校内カウンセリングがあるなど、サポート体制が整っているのが魅力です。

住所 1 Soi Ramkhamhaeng 119, Sukhapibal 3, Huamark Bangkapi Bangkok 10240 Thailand
電話番号 +66(0)2370 0316
ホームページ http://rais.ac.th/

RC International School

RC International Schoolも、日本人が少ないインターナショナルスクールです。

小規模ですが、バンコク中心部にあり、日本人街からも近いため、通いやすいのが特徴です。

住所 25/3-4 Ruamrudee Soi 1,Ploenchit Road,Thailand 10330 Thailand
電話番号 +66(0)2254 4380
ホームページ http://www.rcis.ac.th/

Bangkok Grace International School

Bangkok Grace International Schoolは、2016年設立の比較的新しいインターナショナルスクールです。

イギリス式カリキュラムで、英語以外にフランス語や中国語も学べます。

住所 House 11, Ekamai Soi 6,Sukhumvit Soi 63, Bangkok 10110 Thailand
電話番号 +66(0)2381 7137
ホームページ http://www.grace.ac.th/

スポーツが盛んなインターナショナルスクール

スポーツが盛んなインターナショナルスクールとしては、以下の2校がおすすめです。

Ascot International School

Ascot International Schoolは、先生と生徒、保護者が一体となって、生徒一人ひとりに合った教育を目指すインターナショナルスクールです。

アスコット フットボール アカデミー (AFA) バンコクをはじめとするスポーツアカデミーに力を入れています。

住所 80/82 Moo 11, Soi 118, Ramkhamhaeng Rd., Sapansung, Bungkum, Bangkok 10240 Thailand
電話番号 +66(0)2373 4400
ホームページ https://ascot.ac.th/

Traill International School

Traill International Schoolは、バスケットやサッカーの名門校として知られています。

スポーツだけではなく、学業や芸術分野もバランス良く伸ばせるインターナショナルスクールです。

住所 Traill International School. Ramkhamhaeng 16, Huamark, Bangkapi, Bangkok 10240 Thailand
電話番号 +66(0)2718 8779
ホームページ https://www.traillschool.com/

タイのインターナショナルスクールについてよくある疑問

ここからは、タイのインターナショナルスクールに通うにあたって、よくある疑問を紹介します。

「長期休みの際に日本の学校へ」は間違った認識

筆者にもインタースクールに通う娘&息子がいますが、毎年春休みのタイミングに子ども達だけを日本へ帰して、家内の地元の小中学校へ登校させていました。

しかしこちらは特別措置であり、一時的な登校については受け入れを拒否されるケースがほとんどなのだとか。

長期休みを利用して日本の学校に通わせたいと考えている場合は、あらかじめ自治体にお問合せいただくことをおすすめします。

卒業前に帰任になったらどうする?

インターナショナルスクール卒業前に帰任になった場合は、学生ビザを取得して子どもだけがタイに残るという選択肢もあります。

その場合、親も保護者ビザを取得する必要があります。

最後に

「アジアの教育のハブ」を目指すタイには、およそ160のインターナショナルスクールがあり、それぞれ教育方針や学費、日本人の人数などが異なります。

「学費が安い学校がいい」「自宅から近くて通いやすい学校がいい」「日本人が少ない学校がいい」など、インターナショナルスクール選びで重視するポイントも人によって違うため、今回紹介した選び方のポイントも参考に、お子様に合う学校をぜひ探してみてください。

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バンコクのインターナショナルスクール事情は?
バンコクのインターナショナルスクール事情は? 家族連れでバンコクに駐在する予定がある場合、バンコクのインターナショナルスクール事情が気になるという方も多いのではないでしょうか...
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