タイへの渡航や移住の際、多くの方がスマホの契約について悩むのではないでしょうか。
日本で使っているプランのままで良いのか、タイで新たに契約すべきなのか、そもそもどのキャリアが安くて安心なのかなど、初めての方ほど分からないことが多いでしょう。
そこで本記事では、タイの主要キャリアや料金相場、SIMカードの購入方法といった基礎知識から、日本とタイを行き来する人におすすめの格安プランの裏ワザまでを分かりやすく解説していきます!
これからタイでスマホを使う予定の方は、本記事を参考に、コスパ良く快適な通信環境を整えていきましょう。
タイのスマホの主要キャリアと携帯料金の相場
日本とタイでは、スマホの利用環境や契約の考え方が異なります。
本項目ではまず、主要キャリアや携帯料金の相場といった基本情報を押さえておきましょう。
タイのスマホの主要キャリアは3種類
タイの主な携帯キャリアは、以下の3社です。
- AIS(エーアイエス):最大手。電波の安定性が高く、地方でも繋がりやすい。
- dtac(ディータック):コストパフォーマンスに定評がある
- Truemove H(トゥルームーブエイチ):エンタメや5Gに強く、都市部で人気
上記はタイの携帯会社ですが、Berry Mobile(ベリーモバイル)やYour Mobile(ユアモバイル)といった日本の携帯会社もあります。
日本語で契約を進めたいのかといった点も含め、自分に合った会社を検討することが大切です。
タイの携帯料金の相場
タイの携帯料金は、日本と比較すると安い傾向にあります。
旅行者向けの短期SIMでは、8日間で15GB利用できるプランが299バーツ(約1,400円)程度です。
また、在住者向けのデータ無制限プランは、月額500〜1,000バーツ(約2,400円〜4,900円)が目安となります。
なお、本記事ではタイ在住の方へ向けた格安プランの裏ワザを紹介しておりますので、ぜひチェックしてみてください。
タイでのSIM・スマホ購入方法
日本では、携帯電話会社で端末とSIMカードの両方を購入するパターンが多くなっていますが、タイではSIMフリーの端末を先に購入し、携帯電話会社ではSIMカードのみを購入するのが一般的です。
以下では、タイでスムーズにスマホを契約するためのポイントと、最適な購入場所をご紹介していきます。
SIMフリー端末の用意と持ち込み
タイの通信サービスを利用するには、まず「SIMフリー」のスマホ端末が必要です。
日本で購入したスマホを持ち込む場合は、 必ず渡航前に「SIMロック解除」の手続きを済ませておく必要があります。
現地で購入する場合は、最初からSIMフリーとして販売されている端末を購入しましょう。
SIMカードの購入場所
SIMカードはタイでも入手できるため、滞在期間や目的に合わせて最適な場所を選びましょう。
最も手軽なのは、空港のキャリアカウンターです。
設定までスタッフに任せられるため利便性は高いものの、プラン内容は短期向けの割高なものが中心となります。
また、大型商業施設内のキャリアショップでも、SIMカードの購入が可能です。
ここでは、より多様なプランから選択でき、複雑な手続きも窓口でまとめて行える点が特徴です。
さらに、街中に数多く点在するセブンイレブンなどのコンビニエンスストアでは、プリペイド式のSIMカードを気軽に購入できます。
24時間いつでも補充やチャージができるため、急にデータが不足した際にも便利です。
用途で選ぶ契約形式「プリペイド」と「ポストペイド」
タイで購入できるSIMカードには、「ポストペイド」と「プリペイド」の2種類の契約形式があります。
以下でそれぞれの特徴を解説していきますので、ご自分のニーズや暮らし方にどちらが適しているか確認してみてください。
手軽に始められる「プリペイド」
プリペイドは、基本料金なしで、チャージ(トップアップ)した分だけ使える先払い形式のSIMカードです。
パスポートひとつで即日開通でき、使いすぎる心配がないことが大きな特徴です。
ワークパーミット(労働許可証)がなくても契約できるため、観光客や数週間の短期滞在者の方に適しています。
また、プリペイド式であれば、携帯会社の店舗だけでなく、コンビニでもSIMカードを購入することもできます。
長期滞在者向けの「ポストペイド」
ポストペイドは、毎月決まった料金を支払う月額式のSIMカードで、長期滞在を予定している方に向いています。
銀行口座からの自動引き落としが可能になり、長期契約者向けの格安キャンペーンを利用しやすい点もメリットです。
ただし、契約にはパスポートに加えてワークパーミットが必要となっておりますので、事前に準備しておきましょう。
日本とタイの往復に最適!格安プランの裏ワザ
ここでは、日本とタイのプランを併用して格安でスマホを契約する裏ワザを解説していきます。
知らずに契約を進めてしまうと割高になるケースもあるため、事前に確認しておきましょう。
ahamoを活用したシームレスな通信
タイと日本を頻繁に行き来する場合、日本の携帯会社ドコモの「ahamo」が非常に便利です。
ahamoは、月額料金2,970円(税込)で30GBまで使用でき、追加料金なしで海外91の国・地域でデータ通信が可能です。
タイ到着直後にスマホの設定で「データローミング」をオンにするだけで、そのまま通信を開始できます。
ただし、海外での連続利用が15日間を超えると速度制限がかかるため、1ヶ月程度の滞在を予定している方は注意しましょう。
タイ現地での「隠れ格安プラン」の見つけ方
15日以上の滞在を予定している方には、タイの携帯会社と組み合わせた方法がおすすめです。
タイの携帯会社では、特定のYouTube広告やSNS限定で「月額500〜600円で100GB」といった非常にお得なプランを案内していることがあります。
上記のキャンペーンは店頭で紹介していないケースも多く、普通に契約を進めようとすると高いプランを勧められる可能性が高いです。
そのため、事前に見つけたキャンペーン広告のスクリーンショットなどを用意し、「このプランにしたい」と店員に伝えてみましょう。
タイの携帯電話の番号とかけ方
意外に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、タイでは、携帯番号や国内においての電話のかけ方も異なります。
ここでは、タイの電話番号の基本から、具体的な発信方法までを詳しく解説します。
タイの携帯電話の番号の桁数
タイでは、携帯電話のユーザー数増加に伴って、2006年に携帯電話の番号が従来の9桁から10桁に増えました。
これは、タイの急激な経済発展とモバイルデバイスの普及が理由であり、現在は、「05・06・08・09」から始まる番号が使用されています。
日本の携帯電話の番号は11桁であるため、タイの方が1桁少ないことが分かります。
タイ国内での携帯電話のかけ方
タイ国内の固定電話には、日本の「03(東京)」や「06(大阪)」のような市外局番が存在しません。
一般の固定電話にダイヤルする際には、0から始まる9桁の電話番号を使用します。
携帯電話の番号は10桁、固定電話は9桁です。タイ国内どこからでも、同じ番号をダイヤルすれば電話がかかります。
日本のように「県外へかけるから市外局番を意識する」といった手間がなく、非常にシンプルな仕組みです。
日本・タイそれぞれの国際電話のかけ方
国境を越えて電話をかける国際電話は、国内通話とは異なる特有の手順が必要となります。
特に日本とタイの間では、それぞれの国番号や識別番号を正しく組み合わせることが重要です。
ここでは、日本からタイ、そしてタイから日本へかける際の具体的な手順と、スムーズに繋げるための注意点について解説します。
日本からタイの携帯へ電話をかける方法
日本からタイに電話をかける際は、日本から海外へかける際に使用する国際電話の識別番号を入力してから、タイの国番号を続けてください。
【010】+【66(国番号)】+【相手の番号(最初の0を除く9桁)】
(例:08-1234-5678へかける場合 → 010-66-81234-5678)
携帯電話会社によっては、「010」の代わりに「+」ボタンを押すだけで自動的に国際電話として認識され、タイにつながる場合もあります。
タイから日本の携帯へ電話をかける方法
タイから日本の携帯に電話をする際も、基本的には日本からの逆の手順を踏むことになります。
【国際識別番号】+【81(国番号)】+【相手の番号(最初の0を除く10桁)】
日本から電話をかける際と異なるのが、使用する国際識別番号が、タイで利用している通信キャリアや、どの程度の通話品質を求めるかによって異なる点です。
「001」は品質が安定している一方で料金がやや高く設定されており、反対に「009」などは格安国際電話サービスとして広く普及しています。
どの番号を使うべきか迷った場合は、日本からかける時と同様に「+」を長押しして入力すれば、その時々に最適なルートが適用されるため、旅行者の方にはこの方法がおすすめです。
タイでスマホを利用する際の注意点
タイの通信環境は非常に快適ですが、契約や手続きの面では日本と異なるハードルがいくつかあります。
トラブルを避け、スムーズにスマホを使うためには、特に以下の2点に注意しましょう。
店舗に日本語スタッフがいるところは少ない
日系の携帯会社を除いて、店舗スタッフが日本語で対応してくれるケースはほとんどありません。
プランの説明や重要事項などもすべて英語もしくはタイ語で行われ、基本的に日本語は通じません。
語学力に自信がないという方は、日本人スタッフが常駐する日系の携帯会社を選ぶか、語学が堪能な人に付き添ってもらいましょう。
必要書類は事前に確認する
タイで携帯会社を契約する際には、パスポートやワークパーミット(労働許可証)が必要になります。
もしも、ワークパーミット(労働許可証)が手元にない場合は、ポストペイド式のSIMカードの契約ができません。
その場合は、パスポートのみで購入可能なプリペイド式のSIMをまずは利用し、書類が揃った段階でポストペイドへ切り替えるというステップを踏むのが良いでしょう。
タイでスマホを最強格安プランにする方法 | まとめ
タイでのスマホ事情は、日本とは仕組みや常識が異なるものの、ポイントを押さえればコスパ良く快適に利用できます。
主要キャリアの特徴や料金相場を理解し、自分の滞在期間や利用目的に合ったSIMの契約形式を選ぶことが、無駄な出費を抑える近道です。
また、日本とタイを頻繁に往復する方は、ご紹介した方法を活用することで、さらに費用を抑えることができるでしょう。
本記事を参考に自分にとって最適なプランを見つけ、タイでの生活や滞在をより快適に楽しんでください。
なお、タイでの住まい探しやエリア選びに不安がある方は、現地事情に精通し、日本語での手厚いサポートが受けられる「ディアライフ by RENOSY」にぜひお気軽にご相談ください!
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